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インプラントで後悔しないために|歯科医が教える失敗を防ぐ5つのポイント

インプラントで後悔しないために|歯科医が教える失敗を防ぐ5つのポイント|あおぞら歯科おとなこども矯正歯科|長野市で歯科の幅広い治療ならあおぞら歯科おとなこども矯正歯科

インプラント治療を検討するあなたへ

歯を失ったとき、インプラント治療は魅力的な選択肢です。

しかし、高額な費用をかけて治療を受けたのに「こんなはずじゃなかった」と後悔する方が一定数いらっしゃるのも事実です。実際、国民生活センターには毎年60件から80件ほどのインプラント治療に関する相談が寄せられており、痛みが続く、インプラントがグラグラする、治療費のトラブルなど、さまざまな問題が報告されています。

私は日本口腔インプラント学会の専門医として、これまで数多くのインプラント治療を行ってきました。その経験から断言できるのは、**適切な準備と正しい知識があれば、インプラント治療の失敗リスクは大幅に減らせる**ということです。

この記事では、インプラント治療で後悔しないために知っておくべき5つのポイントを、歯科医師の立場から詳しく解説します。治療を検討されている方はもちろん、すでに治療を受けた方にも役立つ情報をお届けします。

ポイント1|信頼できる歯科医院・歯科医師を選ぶ

インプラント治療の成否は、歯科医師の技術と経験に大きく左右されます。

適切な歯科医院を選ぶことが、後悔しないための最も重要なポイントです。

専門資格と経験を確認する

日本口腔インプラント学会の専門医や指導医の資格を持つ歯科医師は、厳しい審査と症例提出をクリアしています。これらの資格は、一定レベル以上の知識と技術を持つ証明になります。また、インプラント治療の経験年数や症例数も重要な判断材料です。年間どのくらいのインプラント手術を行っているか、これまでの総症例数はどのくらいかを確認しましょう。

あおぞら歯科では、日本口腔インプラント学会の認定資格を有する歯科医師・歯科衛生士がチームで治療にあたります。豊富な経験と最新の知識に基づいた安全な治療を提供しています。

設備と衛生管理体制をチェックする

最新の医療設備を備えているかも重要です。

歯科用CTは、顎の骨の状態や神経・血管の位置を3次元で正確に把握するために不可欠です。CTによる精密な診断がなければ、神経損傷や骨の熱損傷などのリスクが高まります。また、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用することで、より精密な治療が可能になります。

衛生管理も見逃せません。インプラント手術は外科処置ですから、器具の滅菌・消毒が徹底されているか、手術環境が清潔に保たれているかは治療の成否に直結します。感染対策が不十分だと、インプラント周囲炎などのトラブルにつながります。

カウンセリングの質を見極める

初回のカウンセリングで、治療のリスクやデメリットもきちんと説明してくれる歯科医院を選びましょう。

「絶対に成功する」「痛みは全くない」といった誇大な説明をする医院は要注意です。どんな治療にもリスクは存在しますし、誠実な歯科医師であれば、メリットだけでなくデメリットや代替治療法についても丁寧に説明します。治療期間、費用、術後のメンテナンスについても、明確で具体的な説明があるかどうかを確認してください。

質問に対して丁寧に答えてくれるか、患者の不安に寄り添ってくれるかも大切なポイントです。納得できるまで何度でも質問し、疑問を解消してから治療を開始しましょう。

ポイント2|術前の検査と診断を徹底する

インプラント治療の成功は、術前の検査と診断で決まると言っても過言ではありません。

CTによる3次元診断の重要性

歯科用CTによる3次元画像診断は、インプラント治療において必須です。通常のレントゲンでは平面的な情報しか得られませんが、CTなら骨の厚みや高さ、密度、神経や血管の位置を立体的に把握できます。これにより、インプラントを埋入する最適な位置や角度、深さをミリ単位で計画できます。

特に下顎には下歯槽神経という太い神経が走っており、この神経を傷つけると痺れや麻痺が生じる可能性があります。CT診断によって神経の位置を正確に把握することで、こうしたリスクを回避できます。

全身状態の評価も不可欠

インプラント治療は外科手術を伴うため、全身の健康状態も重要です。

重度の糖尿病や心疾患、骨粗鬆症などがある場合、インプラント治療が適応外となることがあります。また、喫煙はインプラントと骨の結合を阻害し、失敗リスクを高めることが知られています。治療前には、持病や服用している薬について正直に申告し、必要に応じて主治医と連携しながら治療計画を立てることが大切です。

あおまら歯科では、CT検査に加えて、患者さんの全身状態を総合的に評価し、安全に治療を受けられるかどうかを慎重に判断しています。

シミュレーションによる治療計画

CT画像をもとにコンピューターでシミュレーションを行い、インプラントの埋入位置や角度を事前に設計します。

この「ガイデッドサージェリー」という手法では、シミュレーション通りの位置にインプラントを正確に埋入できるガイドを作製します。これにより、手術の精度が飛躍的に向上し、神経損傷や骨の熱損傷などのリスクを最小限に抑えられます。また、手術時間の短縮にもつながり、患者さんの負担も軽減されます。

ポイント3|治療計画とリスクを理解する

インプラント治療には、いくつかのリスクが存在します。

これらを事前に理解し、適切に対処することが後悔を防ぐ鍵です。

起こりうるトラブルとその原因

インプラント治療で起こりうるトラブルには、いくつかのパターンがあります。まず、インプラントと骨がうまく結合しない場合です。これは、骨に過度な熱が加わったり(オーバーヒート)、埋入の角度や深さが不適切だったりすることが原因です。また、細菌感染によって痛みや腫れが長引くこともあります。

神経の圧迫や損傷によって、痺れや麻痺が生じる可能性もあります。特に下顎の手術では注意が必要で、術前のCT診断と正確な手術計画が不可欠です。上顎の場合は、上顎洞(鼻の奥の空洞)に炎症が起きて、鼻づまりや頬の痛みが生じることがあります。

さらに、噛み合わせの調整が不適切だと、被せ物が壊れたり外れたりするトラブルも起こります。インプラントに過度な力がかかると、長期的な安定性が損なわれます。

骨が足りない場合の対処法

骨の量や質が不足している場合でも、骨造成という処置によってインプラント治療が可能になることがあります。

GBR(骨誘導再生法)や上顎洞底挙上術(サイナスリフト)などの方法で、骨を増やしてからインプラントを埋入します。ただし、骨造成を行うと治療期間が長くなり、費用も追加でかかります。骨の状態によっては、骨造成を行ってもインプラント治療が難しい場合もあります。

あおぞら歯科では、骨が不足している方に対しても、GBRや上顎洞底挙上術などの骨造成技術で対応しています。CT検査で骨の状態をしっかり評価し、最適な治療法をご提案します。

治療期間と費用の現実

インプラント治療は、通常3ヶ月から6ヶ月程度の期間がかかります。

インプラントを埋入した後、骨と結合する期間(オッセオインテグレーション)を待つ必要があるためです。骨造成を行う場合は、さらに数ヶ月から1年以上かかることもあります。治療期間が長いことを理解し、スケジュールに余裕を持って計画することが大切です。

費用については、インプラント1本あたり30万円から50万円程度が一般的な相場です。ただし、使用するインプラントの種類や被せ物の素材、骨造成の有無などによって費用は変動します。自費診療のため、医院によって料金設定が異なりますので、事前に詳細な見積もりをもらい、納得してから治療を始めましょう。

ポイント4|術後のメンテナンスを怠らない

インプラント治療は、手術が終わったら完了ではありません。

むしろ、術後のメンテナンスこそが長期的な成功の鍵です。

インプラント周囲炎のリスク

インプラント周囲炎は、インプラント周りの歯ぉきや骨に炎症が起きる病気で、インプラント治療の最大の敵と言えます。初期症状は歯肉からの出血ですが、放置すると腫れて膿が出て、最終的には骨が吸収されてインプラントがグラグラし、抜け落ちてしまうこともあります。

インプラント周囲炎の主な原因は、清掃不良による細菌の蓄積です。天然歯と同じように、インプラントも毎日のブラッシングとフロスでのケアが必要です。特にインプラントと歯肉の境目は汚れが溜まりやすく、丁寧な清掃が求められます。

定期メンテナンスの重要性

インプラントを長持ちさせるには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

一般的には、1ヶ月から4ヶ月ごとに歯科医院でのメンテナンスを受けることが推奨されています。メンテナンスでは、インプラント周囲の清掃、噛み合わせのチェック、レントゲンによる骨の状態の評価などを行います。早期に問題を発見できれば、大きなトラブルになる前に対処できます。

あおぞら歯科では、専門の歯科衛生士が術後のメンテナンスを担当し、長期的な安定をサポートしています。清掃方法の指導や、セルフケアのアドバイスも丁寧に行っています。

セルフケアの正しい方法

毎日のセルフケアが、インプラントの寿命を左右します。

通常の歯ブラシに加えて、インプラント専用のフロスや歯間ブラシを使って、インプラント周囲を丁寧に清掃しましょう。力を入れすぎると歯肉を傷つけるので、優しく磨くことが大切です。また、定期的に歯科医院で正しいブラッシング方法を確認し、磨き残しがないかチェックしてもらいましょう。

喫煙はインプラント周囲炎のリスクを高めるため、できれば禁煙することをおすすめします。また、硬いものを噛むときは注意が必要です。インプラントは天然歯のような感覚がありますが、過度な力がかかると被せ物が壊れたり、インプラント自体にダメージを与えたりする可能性があります。

ポイント5|インフォームド・コンセントを大切にする

インフォームド・コンセントとは、十分な説明を受けた上で、患者さん自身が納得して治療に同意することです。

説明を受けるべき重要事項

インプラント治療を受ける前に、以下の事項について必ず説明を受けましょう。まず、治療の目的と方法、期待される効果についてです。次に、治療に伴うリスクや合併症、起こりうるトラブルとその対処法についても知っておく必要があります。

治療期間と通院回数、費用の詳細(総額と内訳)も重要です。また、インプラント以外の治療法(ブリッジや入れ歯)との比較、メリット・デメリットについても説明を受けましょう。術後のメンテナンスの必要性と頻度、インプラントの保証内容や期間についても確認が必要です。

疑問や不安は遠慮なく質問する

わからないことや不安なことがあれば、遠慮せずに質問しましょう。

「こんなこと聞いたら恥ずかしい」と思う必要はありません。納得できるまで何度でも質問し、疑問を解消してから治療を始めることが大切です。治療中や術後に気になることがあれば、すぐに歯科医院に連絡しましょう。早めに相談することで、大きなトラブルを防げます。

あおぞら歯科では、患者さんが安心して治療を受けられるよう、丁寧なカウンセリングと説明を心がけています。現状と選択肢をわかりやすくお伝えし、納得のうえで治療を進めます。

セカンドオピニオンの活用

高額な治療ですから、他の歯科医院の意見を聞くことも有効です。

セカンドオピニオンを受けることで、より客観的な判断ができますし、治療法や費用を比較検討できます。遠慮する必要はありません。誠実な歯科医師であれば、セカンドオピニオンを受けることを理解してくれます。複数の意見を聞いた上で、最も信頼できる歯科医院を選びましょう。

まとめ|後悔しないインプラント治療のために

インプラント治療で後悔しないための5つのポイントをお伝えしました。

信頼できる歯科医院・歯科医師を選ぶこと、術前の検査と診断を徹底すること、治療計画とリスクを理解すること、術後のメンテナンスを怠らないこと、そしてインフォームド・コンセントを大切にすることです。これらのポイントを押さえることで、インプラント治療の失敗リスクを大幅に減らせます。

インプラント治療は、歯を失った方にとって非常に有効な治療法です。天然歯に近い噛み心地と自然な見た目を取り戻せますし、適切なケアで長期的に安定した結果が期待できます。しかし、外科手術を伴う治療ですから、リスクもゼロではありません。

大切なのは、正しい知識を持ち、信頼できる歯科医師と二人三脚で治療を進めることです。

あおぞら歯科おとなこども矯正歯科では、日本口腔インプラント学会の認定資格を持つ歯科医師・歯科衛生士が、最新の設備と技術で安全なインプラント治療を提供しています。CT・マイクロスコープなどのデジタル機器による精密診断、ガイデッドサージェリーによる正確な手術、そして専門衛生士による長期的なメンテナンスサポートまで、一貫して患者さんに寄り添います。

インプラント治療は、「歯を補う」だけでなく、食べる・話す・笑うという日常の喜びを取り戻す治療です。不安や疑問をしっかり解消し、納得のうえで治療を始めましょう。まずはお気軽にご相談ください。あなたに最適な治療法を、わかりやすくご提案いたします。

**自分の歯のように”しっかり噛める喜び”をもう一度取り戻しませんか。**

長野市・あおぞら歯科おとなこども矯正歯科が、あなたの笑顔と健康を全力でサポートします。

著者情報

あおぞら歯科おとなこども矯正歯科 院長

小島 史雄

あおぞら歯科おとなこども矯正歯科、小島史雄院長

経歴

2017年3月 日本大学歯学部卒業

2017年~2025年 埼玉県越谷市 浅賀歯科医院 副院長勤務

2022年~2024年 千葉県柏市 柏いろは歯科おとなこども歯科 非常勤勤務
2025年 あおぞら歯科おとなこども矯正歯科

所属学会

日本口腔インプラント学会 専門医

日本歯周病学会

日本インプラント臨床研究会

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