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ワイヤー矯正は痛い?痛みの理由と和らげる方法を歯科医が解説

ワイヤー矯正は痛い?痛みの理由と和らげる方法を歯科医が解説|あおぞら歯科おとなこども矯正歯科|長野市で歯科の幅広い治療ならあおぞら歯科おとなこども矯正歯科

ワイヤー矯正の痛みが心配なあなたへ

「ワイヤー矯正は痛いって聞くけど、本当なの?」

歯並びを整えたいと思っても、痛みへの不安から一歩踏み出せない方は多いのではないでしょうか。矯正治療は数ヶ月から数年にわたる長期的な治療になるため、痛みがどの程度続くのか、どう対処すればいいのかを知っておくことは大切です。

実は、ワイヤー矯正で感じる痛みには明確な理由があり、適切な対処法を知っていれば、不安を軽減しながら治療を進めることができます。痛みは歯が順調に動いているサインでもあるため、前向きに捉えることもできるのです。

この記事では、日本口腔インプラント学会専門医として多くの矯正治療に携わってきた経験から、ワイヤー矯正の痛みについて詳しく解説します。痛みの原因やタイミング、そして和らげる方法まで、患者様が安心して治療に臨めるよう、わかりやすくお伝えしていきます。

ワイヤー矯正で痛みを感じる5つの理由

ワイヤー矯正では、さまざまな場面で痛みや違和感を感じることがあります。

まず理解していただきたいのは、矯正治療では歯に力をかけて少しずつ動かしていくため、どの矯正法でも多少の痛みは伴うということです。ただし、痛みの感じ方には個人差があり、人によっては軽い違和感程度で済む場合もあります。

歯が移動することによる痛み

ワイヤー矯正で最も一般的な痛みの原因は、歯が移動する際に生じるものです。

歯は「歯根膜」というクッションのような組織で固定されています。ワイヤーとブラケットを使って歯に力を加えると、この歯根膜に圧力がかかり、骨の吸収と再生が起こります。この過程で炎症が生じるため、痛みや違和感を感じやすくなるのです。

また、歯に強い力がかかることで圧迫感から痛みを覚える場合もあります。ただし、歯の移動が終われば症状は軽減されていきます。

ワイヤーやブラケットの装着・調整時の痛み

初めて矯正装置を装着したときや、定期的なワイヤー調整を行った後は、特に痛みを感じやすいタイミングです。

装置を取り付けた直後は、歯の移動に伴う痛みが強く出やすい傾向があります。特に治療開始直後は歯並びの乱れが大きいため、歯を大きく動かす必要があり、痛みが出やすいのです。

しかし、治療が進むにつれて歯を大きく動かす必要はなくなるため、痛みやストレスも軽減されることが多いです。一般的に、調整後2日から1週間程度で痛みは緩和されます。

矯正装置が粘膜に当たる痛み

ワイヤー矯正は歯の表面に装置を取り付けるため、口の中の粘膜や舌に触れやすい特徴があります。

食事や会話などで口を動かすと、装置が粘膜に擦れて痛みを感じることがあります。何度も同じ場所が擦れると口内炎ができ、痛みが長引く場合もあります。これは「カタル性口内炎」と呼ばれ、味覚を感じにくくなったり口臭がきつくなったりすることがあります。

口内炎は通常3〜4日程痛みが続き、1週間程度で自然治癒するのが一般的です。

食事や歯磨き時の痛み

ワイヤー矯正中は、歯が動いているため外部からの刺激に敏感な状態になっています。

上下の歯を噛み合わせた際や食事をした際に、痛みを感じることがあります。特に硬いものや繊維質のものを食べると、噛み合わせた刺激により痛みが増すこともあります。

また、歯磨きの際にもワイヤーやブラケットに歯ブラシが当たると痛みが生じる場合があります。そのため、やわらかめの歯ブラシを使用し、やさしく磨くことを心がけてください。

装置が正しく装着できていない場合

矯正装置が正しく装着できていなかったり、ワイヤーが長すぎたりすると、粘膜や舌に擦れて傷や炎症が生じることがあります。

重症化しないためにも、痛みや違和感を覚えたら早めに歯科医師に相談し、口腔内の状態をチェックしてもらうことが大切です。激しい痛みが治まらない場合は、何らかのトラブルが発生している可能性があるため、一度歯科医院を受診しましょう。

ワイヤー矯正の痛みはいつまで続く?ピークはいつ?

痛みの期間を知っておくことで、心の準備ができます。

ワイヤー矯正の痛みは、主に「矯正開始直後」と「ワイヤー調整後」に多くみられます。痛みのピークは一般的に装着後2〜3日後となっており、食事が摂れなかったり歯磨きするのも難しかったりするかもしれません。

初回装着時の痛み

初めて矯正装置を装着したときは、およそ1週間程度痛みが持続することが一般的です。

この1週間という目安は、歯と歯周組織が矯正による力に順応するまでの時間が関係しています。個人差はありますが、多くの方は数日で慣れていきます。

調整後の痛み

定期的に行われる装置の調整も、痛みを引き起こす原因となります。

特に2回目以降の調整では、調整が行われた後の2〜3日間が最も痛みが強く、その後は次第に痛みが軽減されるでしょう。歯が動く過程での痛みは、基本的に2〜3日で解消されることがほとんどです。

ただし、痛みが1週間以上続く場合や、耐えられないほどの強い痛みがある場合は、速やかに歯科医院に相談してください。何らかの問題が起こっている可能性があります。

痛みの感じ方には個人差がある

痛みに対する感受性は人によって大きく異なります。

一般的に、大人の方が子どもより痛みを感じやすいと言われています。しかし、鎮痛薬を一度も使用せずに済む方もいれば、痛みが強く出る方もいます。

重要なのは、痛みが矯正治療期間中ずっと続くわけではないということです。治療が進むにつれて徐々に和らいでいきますので、安心してください。

ワイヤー矯正の痛みを和らげる6つの方法

痛みを感じたときの対処法を知っておくと、安心して治療を続けられます。

ワイヤー矯正中の痛みは避けられない部分もありますが、適切な対処法を実践することで、痛みを軽減し快適に過ごすことができます。

やわらかい食べ物を選ぶ

痛みがあるときは、食事内容を工夫することが大切です。

硬い食べ物を噛むときは歯にかかる力が大きくなるため、痛みが増してしまいます。ワイヤー調整後1週間程度は、おかゆ、うどん、豆腐、ヨーグルト、スープなど、柔らかい食べ物を意識して選びましょう。

また、冷たいものや熱すぎるものも刺激になる場合があるため、温度にも注意が必要です。

矯正用ワックスを使用する

矯正装置が粘膜に当たって痛い場合は、矯正用ワックスが効果的です。

矯正用ワックスをブラケットやワイヤーの上に貼ることで、装置が直接粘膜に触れるのを防ぎ、口内炎の予防や痛みの軽減につながります。歯科医院で処方してもらえますので、気軽に相談してください。

痛み止めを服用する

耐えられないほどの痛みがある場合は、鎮痛剤の使用も検討しましょう。

市販の鎮痛剤でも構いませんが、できれば歯科医師に相談して処方してもらうことをおすすめします。ただし、痛み止めの常用は避け、どうしても必要なときだけ服用するようにしてください。

痛みは歯が動いている証拠でもあるため、適度に我慢することも治療の一部と考えることができます。

患部を冷やす

患部を冷やすことで、痛みを和らげることができます。

保冷材や氷を薄い布で包み、痛む部分を冷やして様子を見ましょう。体が温まると痛みが増しやすいため、入浴後や寝る前などに効果的です。

ただし、頻繁に冷やすと矯正力が弱まることがあります。長時間冷却を続けたり口の中に氷を入れたり、過度な冷却は避けるようにしましょう。

ワイヤーを調整してもらう

痛みが長く続く場合は、ワイヤーの調整が必要かもしれません。

一般的に痛みは1週間程度で落ち着きますが、それ以上続いて食事や睡眠など日常生活に支障をきたす場合は、速やかに歯科医師に相談してください。ワイヤーを調節することで症状を緩和できます。

丁寧な口腔ケアを続ける

痛みがあっても、歯磨きによるケアを怠ってはいけません。

矯正中は装置周辺に汚れが溜まりやすく、虫歯や歯肉炎、歯周病を予防するためにも丁寧な歯磨きが必要です。やわらかめの歯ブラシを使用し、優しく磨くように心がけましょう。

痛みで歯磨きが難しい場合は、マウスウォッシュを併用するのもおすすめです。

ワイヤー矯正で痛いときにやってはいけないこと

痛みを悪化させないために、避けるべき行動もあります。

歯磨きを怠る

痛いからといって歯磨きをサボってしまうと、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

矯正中はむし歯リスクが上がるため、専門的クリーニングと指導で予防することが大切です。当院では定期検診・クリーニング・ブラッシング指導で口腔環境を整え、仕上がりを長く守るサポートをしています。

患部に過度な刺激を与える

痛みがあるときに、硬いものを無理に食べたり、舌で装置を触ったりするのは避けましょう。

刺激を与えることで痛みが増したり、口内炎が悪化したりする可能性があります。できるだけ安静にして、自然に治癒するのを待つことが大切です。

痛み止めを常用する

痛み止めは一時的な対処法であり、常用すべきではありません。

痛みが続く場合は、根本的な原因を解決する必要があります。我慢できないほどの痛みや長期間続く痛みがある場合は、必ず歯科医師に相談してください。

あおぞら歯科の矯正治療なら安心して続けられます

痛みへの不安を軽減しながら、理想の歯並びを目指しましょう。

あおぞら歯科おとなこども矯正歯科では、矯正前・矯正中・矯正後に必要となるむし歯・歯周病・クリーニングなどを院内で一貫対応できる総合体制が強みです。

トータルで診る矯正治療

当院では、歯並び・噛み合わせ・口腔衛生状態を総合的に評価する「トータル矯正」を実施しています。

見た目を整えるだけでなく、しっかり噛める機能回復と予防までを見据え、患者様一人ひとりに合わせた最適な治療計画をご提案します。必要があれば一般歯科治療も同日に連携し、矯正を安全かつスムーズに進めます。

丁寧なカウンセリングで不安を解消

「どんな装置を使うの?」「期間や費用は?」「痛みはある?」

矯正には不安がつきものです。当院では、症状やご希望、生活スタイルを丁寧にヒアリングし、治療法の選択肢・期間・費用・メリット・注意点をわかりやすく説明し、納得いただいてから治療を始めます。

目立ちにくい装置も選べます

スタンダードなワイヤー矯正に加え、透明マウスピース矯正もご用意しています。

職場や学校でも続けやすい目立ちにくい治療を選べるため、見た目を気にされる方も安心です。患者様の症状・ご希望・ご予算に合わせて最適な方法をご提案します。

矯正中のむし歯・歯周病予防も万全

矯正中はむし歯・歯周病のリスクが上がります。

当院では定期検診・クリーニング・ブラッシング指導で口腔環境を整え、仕上がりを長く守ります。一般歯科も併設しているため、何か問題が起きてもすぐに対応できる体制が整っています。

こどもから大人まで幅広く対応

こどもの矯正(一期・二期)と成人矯正の両方に対応しています。

成長期は顎の発育を整え、成人は審美と機能のバランスを追求します。一期矯正(6〜12歳)では顎の成長誘導や悪習癖改善により、将来の抜歯リスクや治療負担を軽減できます。

まとめ:痛みを理解して前向きに矯正治療を

ワイヤー矯正の痛みは、歯が順調に動いている証拠です。

痛みの原因やタイミングを理解し、適切な対処法を実践することで、不安を軽減しながら治療を続けることができます。痛みのピークは装着後2〜3日で、その後は徐々に和らいでいきます。

やわらかい食べ物を選ぶ、矯正用ワックスを使用する、必要に応じて痛み止めを服用するなど、自分でできる対処法もたくさんあります。また、痛みが長く続く場合や耐えられないほどの痛みがある場合は、遠慮なく歯科医師に相談してください。

矯正治療は、見た目だけでなく、噛む・話す・磨くまで含めて「お口の健康」を整える治療です。年齢に関わらず、気になった時が始めどきです。

あおぞら歯科おとなこども矯正歯科では、患者様が安心して矯正治療を続けられるよう、痛みへの配慮と丁寧なサポートを心がけています。矯正治療に関する不安や疑問がありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

理想の歯並びと健康な噛み合わせを手に入れて、自信を持って笑える毎日を一緒に目指しましょう。

著者情報

あおぞら歯科おとなこども矯正歯科 院長

小島 史雄

あおぞら歯科おとなこども矯正歯科、小島史雄院長

経歴

2017年3月 日本大学歯学部卒業

2017年~2025年 埼玉県越谷市 浅賀歯科医院 副院長勤務

2022年~2024年 千葉県柏市 柏いろは歯科おとなこども歯科 非常勤勤務
2025年 あおぞら歯科おとなこども矯正歯科

所属学会

日本口腔インプラント学会 専門医

日本歯周病学会

日本インプラント臨床研究会

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